こんにちは、ないとうです。

マドリード・オープンが終わると、すぐに全仏オープンの本当の前哨戦であるBNLイタリア国際(ローマ・マスターズ)が開催されます。

マスターズはトップ30位の選手の出場義務があるため、もちろん錦織圭選手も今のところは出場する予定です。

そこでこのページでは、2017年のBNLイタリア国際(ローマ・マスターズ)のドロー・トーナメント表や試合を放送する予定のあるネット配信の紹介をしていきたいと思います。

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ATP1000(マスターズ)とは

簡単にATP1000マスターズ大会について、どんな大会なのかを紹介していきます。

マスターズ大会は4大大会(グランドスラム)の次にポイントが高い重要な大会で、ランキングの上位選手はある条件を満たさない限り、必ず出場しなければならない大会です。年9回開催されるマスターズ大会ですが、モンテカルロ・マスターズのみシード選手でもスキップが可能になっています。

ある一定の条件を満たすとスキップが可能と言いましたが、その条件とは次のとおりです。

  • 通算600試合出場
  • 年間12大会以上出場した年から12年プレー
  • 満31歳に達すること

この条件をすべて満たすと、どのマスターズ大会でも出場義務が免除されます。ちなみに1個満たす毎に1大会出場義務の免除となります。テニス選手は30歳を過ぎるとかなりパフォーマンスが落ちてくることから、このような免除条件が生まれたのかもしれません。ATP500も入れると、非常に多くの試合をこなさないといけませんからね。おじさんにはつらいのです。

とは言っても、この大会でもらえるポイントは最高で1000ポイントとなっているので、ATPランキングに与える影響は非常に大きいです。ですので、免除条件を満たしていても、全試合出場するトップ選手もおります。

ATP1000マスターズのポイント

優勝した場合1000ポイントもらえるマスターズ大会ですが、もし、ベスト8や準優勝等の場合、どのくらいポイントがもらえるのかを紹介します。(シングルスのみ)

出場人数 優勝 準優勝 ベスト4 ベスト8 ベスト16 ベスト32 ベスト64 ベスト128 予選通過 予選2 予選1
96 1000 600 360 180 90 45 25 10 16 8 0
56/48 10 25 16

大会の出場人数でもらえるポイントにも変動があります。最低限出場しただけでも10ポイントもらえ、予選通過で勝ち上がってきた場合、さらにポイントが上乗せされます。今回のBNLイタリア国際は56人出場のベスト64からのスタートとなりますので、出場するだけで10ポイントもらえることになります。

BNLイタリア国際とは

BNLイタリア国際(ローマ・マスターズ)とは毎年9試合開催されるATPワールドツアー・マスターズ1000のカテゴリの一つで、毎年5月の中旬頃にイタリアのローマで開催されています。試合会場は「フォロ・イタリコ」という屋外クレーコートです。

BNLイタリア国際はグランドスラム全仏オープンの前哨戦の位置づけとされており、1930年から開催されている歴史のある大会です。

このBNLイタリア国際はイタリア内で非常に人気のある大会で、2015年にイタリア・テニス連盟代表のアンジェロ・ビナヒ氏は「これ以上は観客が入らない。完全にキャパシティオーバー。近い将来どこか大きい会場へ引越したい」と発言しました。

このフォロ・イタリコの収容人数は10,500人と十分過ぎるきもしますが、それでもキャパシティーオーバーしてしまうほど、イタリア最大のスポーツイベントになってきているようです。

そこで、2024年のオリンピックがローマで開催されるかもしれないという事も考慮にいれて、2024年を目安に「レオナルド・ダ・ビンチ空港」近くに会場を移そうかという話もでてきました。

ただ、1930年からずっと同じ場所で開催し続けたきた”伝統”があるので、選手からは寂しいといった声もあるようです。

2016年の結果と錦織圭選手の歴代戦績

2016年の決勝と優勝者

2016年は決勝で当時世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ選手とアンディー・マレー選手が対戦しました。気になる結果は、「2-0 (6-3,6-3)」でマレー選手が勝利し、BNLイタリア国際彼岸の初優勝を遂げました。

2016年の錦織圭選手は準決勝でジョコビッチ選手と対戦し、「2-1 (6-2,4-6,6-7)」のフルセットのタイブレークで惜しくも敗北してしまいました。ジョコビッチ選手との対戦ハイライト動画は下記からどうぞ。

BNLイタリア国際過去10年の優勝・準優勝選手

年度 優勝者 準優勝者
2007年 ラファエル・ナダル フェルナンド・ゴンサレス
2008年 ノバク・ジョコビッチ スタニスラス・ワウリンカ
2009年 ラファエル・ナダル ノバク・ジョコビッチ
2010年 ラファエル・ナダル ダビド・フェレール
2011年 ノバク・ジョコビッチ ラファエル・ナダル
2012年 ラファエル・ナダル ノバク・ジョコビッチ
2013年 ラファエル・ナダル ロジャー・フェデラー
2014年 ノバク・ジョコビッチ ラファエル・ナダル
2015年 ノバク・ジョコビッチ ロジャー・フェデラー
2016年 アンディ・マレー ノバク・ジョコビッチ

なお、歴代最多優勝回数はラファエル・ナダル選手の7回となっています。

BNLイタリア国際 錦織圭選手の戦績

錦織圭選手のBNLイタリア国際(ローマ・マスターズ)への出場は2013年から始まりました。その昔の戦績と今日までの戦績をまとめています。2017年今年でBNLイタリア国際へは4回目の出場となります。歴代最高戦績はベスト8

◆ 2013年

1回戦:バオロ・ロレンツィ(イタリア)に「2-0」のストレートで勝利。
2回戦:ジェレミー・シャルディ(フランス)に「0-2」のストレートで敗北。

◆ 2014年

出場なし

◆ 2015年

1回戦:シード選手のため1回戦なし
2回戦:イリ・ベセリ(チェコ)に「2-0」のストレートで勝利。
3回戦:ロベルト・バウティスタ・アグート(スペイン)に「2-0」のストレートで勝利。
準々決勝:ダビド・フェレ―ル(スペイン)に「2-0」のストレートで勝利。
準決勝:アンディ・マレー(イギリス)に「0-2」のストレートで敗北。

◆ 2016年

1回戦:シード選手のため1回戦なし
2回戦:ファビオ・フォニーニ(イタリア)に「2-1」のフルセットで勝利。
3回戦:リシャール・ガスケ(フランス)に「2-0」のストレートで勝利。
準々決勝:ニック・キリオス(オーストラリア)に「2-1」のフルセットで勝利。
準決勝:ノバク・ジョコビッチ(セルビア)に「0-2」のストレートで敗北。

2017年BNLイタリア国際の概要と開催日程

◆ 試合概要

  • 開催地:イタリア(ローマ)
  • 賞金総額:4,835,975ユーロ
  • 会場:フェロ・イタリコ
  • サーフェス:クレー/屋外
  • 開催日:2017年5月14日
  • 2016年優勝者:アンディー・マレー
  • 2016年準優勝者:ノバク・ジョコビッチ

◆ 開催日程

2017年5月14日 ~ 2017年5月21日

  • 2017年5月14日(月):BNLイタリア国際1回戦
  • 2017年5月15日(月):BNLイタリア国際1回戦
  • 2017年5月16日(火):BNLイタリア国際1回戦、2回戦
  • 2017年5月17日(水):BNLイタリア国際2回戦
  • 2017年5月18日(木):BNLイタリア国際3回戦
  • 2017年5月19日(金):BNLイタリア国際準々決勝
  • 2017年5月20日(月):BNLイタリア国際準決勝
  • 2017年5月21日(月):BNLイタリア国際決勝

錦織圭選手はシード選手で1回戦免除のため、5月16日か17日から試合開始になると思います。

2017年BNLイタリア国際のドロー・トーナメント表

2017年のBNLイタリア国際はマドリード・オープンの結果で錦織圭選手の順位に変動がなければ第7シードに入る予定です。現在8位ですがフェデラー選手が全仏までの大会を全てスキップするため順番が繰り上がります。

順当に行けばまた準々決勝でノバク・ジョコビッチ選手と対戦しますが、その前に錦織圭選手の天敵であるデルポトロ選手、同世代のベビーフェデラーと言われたグリゴール・ディミトロフ選手がいます。

中々に厳しいドローではないでしょうか。

2017年BNLイタリア国際の優勝予想

まず錦織圭選手の優勝はないでしょう。

手首の違和感でマドリード・オープンも準々決勝で棄権しましたし、そもそも1回戦だけとりあえず出場して終わる可能性もあります。

ジョコビッチ選手の調子も上がらなく、マレー選手も肘の怪我明けからそこまで調子が良くないので今回もナダル選手が有利。

2017年のワウリンカ選手は全英の芝に照準を合わせていると思いますので、芝までのマスターズやグランドスラムはそこまで期待できません。マドリード・オープンでもすぐに敗退してしまいました。

クレーコートが得意なティエム選手も準々決勝でナダル選手と対戦するので、おそらくその戦いを制したほうが優勝するのではないかと思います

ナダル選手は連戦が続きますが、マドリード・オープンを見ている限り状態に不安要素が全く無いので、あとは疲れをどれだけ取れるかになってきます。

2017年BNLイタリア国際の結果

1回戦:シードのためスキップ

2回戦:ダビド・フェレール(スペイン)選手に「2-0(7-5、6-2)」のストレートで勝利

3回戦:フアンマルティン・デルポトロ(アルゼンチン)選手に「0-2(7-6、6-3)」のストレートで敗北

今回のローマ・オープンは残念ながら3回戦で錦織圭選手は敗退してしまいました。ジュニア時代からの天敵でもあるデルポトロ選手が勝ち上がってきたことで、ある程度苦戦するだろうなと思ってはいたのですが、まさかストレートで敗北するとは…。

デルポトロ選手は手首の怪我から復帰後、バックハンドのストロークが弱々しかったのですが、ここのところはバックハンドにも力強さが出てきて、スライス多様も辞めました。

そのバックハンドが戻ってきたところで、逆クロスの打ち合いの際に1本だけストレートのDTLを決めたシーンがありました。そこが今回のターニングポイントかなと思います。

錦織圭選手の調子はそこまで悪くありませんでした。ですが、デルポトロ選手のフォアハンドを止められず、一発でカウンターを決められる場面が多かったので、単純にデルポトロ選手が今回は強かったな、という印象でした。

2017年の決勝と優勝者

2017年のBNLイタリア国際(ローマ・オープン)の決勝は、準決勝でイズナー選手を破ってきたアレクサンダー・ズベレフ選手と、準決勝でティエム選手を圧倒的プレーで捻じ伏せたノバク・ジョコビッチ選手が対戦しました。

結果的に言うと、「2-0(6-4、6-3)」で20歳のアレクサンダー・ズベレフ選手が勝利して見事優勝しました。お見事としか言いようがありませんが、個人的にはガッカリ。

理由は、ジョコビッチ選手が準決勝とは全く異なり糞ビッチになっていたからです。準決勝で決勝の状態だったら確実にティエム選手が決勝に登ってましたし、決勝で次世代を担う若手対決という熱いカードになってたはず。

せっかく準決勝で本来のジョコビッチが戻ってきたと思ったら…本当に残念でしかたがありません。

2017年BNLイタリア国際放送予定のネット配信は?

スポナビライブ

スポナビライブでは既にBNLイタリア国際(イタリア・オープン)を2017年5月14日の1回戦から全て配信することを決定しています。

普通の放送局でしたら、4大大会のみ、あるいは錦織圭選手の出場がある大会しか放送しないのですが、今年のスポナビライブは、ATP1000マスターズ大会はすべて放送。

さらにはATP500の全放送や一部のATP250の放送もおこなっております。正直グランドスラムは地上波でも放送することがありますし、2017年の全豪はスポナビライブでも放送してので、テニスを見るならスポナビライブ1つで大丈夫、と言っても過言ではありません。

月額料金もソフトバンクユーザー、Yahoo!プレミアム会員ですと月額980円で利用可能です。詳しくはスポナビ公式サイトをご確認ください。

スポナビライブ公式サイトへ

GAORAスポーツ

GAORAスポーツではATP1000マスターズの他に一部のATP500を配信しています。GAORAスポーツでテニスを視聴するには、スカパーのサービスに加入が必要となってきます。GAORAスポーツのみですと月額1,296円で利用することが出来ます。

詳しくはスカパー公式サイトをご確認ください。

スカパー公式サイトへ

最後に

以上が、2017年BNLイタリア国際(ローマ・マスターズ)のドロー表や放送局の紹介でした。

全仏前の前哨戦なので、気合の入っている選手も多い大会です。

錦織圭選手は全仏に照準を合わせているのでしたら、この大会はそこまで勝ち抜くことはないでしょう。とにかく今年は怪我を治してほしいですが、一度ランキング8位未満になるとシード枠がなくなるので来年以降辛い部分もあります。

なんとか8位以内キープで今シーズンを終えられたら最高なんですが…贅沢すぎるかもしれません。