衣類の色落ち防止策!洗濯のやり方一つで回避できる

洗濯は、少し手順や方法を間違えると衣類の色落ちを引き起こしてしまいます。せっかく真っ白なお気に入りのシャツに、まだら模様の装飾がされたら目も当てられませんよね。

そこで本記事では、洗濯物が色落ちしてしまう原因と、色落ちを事前に防ぐ方法について紹介。大事な衣類をしっかりと守りたいと思っている方の参考になれば幸いです。

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大前提:色落ちした洗濯物は元に戻らない!

まず大前提となりますが、残念ながら一度色落ちした洗濯物は元には戻りません。

「お気に入りの洋服だったのに・・・何とか元通りにならないの?」と切実に元通りにしたいと感じると思います。

  • 全体的にうっすらと色移りした
  • まだらに色落ちしてしまった
  • 塩素系漂白剤の使い過ぎやつけ置き洗いをしすぎてしまった

上記のような原因で色が落ちてしまった場合、元通りに復元するのは素人ではまず無理です。クリーニングやリフォームなどの専門業者に依頼し高額な費用を支払い「染色復元加工」するしかありません。

二度と同じ過ちを繰り返さないためにも、洗濯する前に衣類のタグを必ずチェックし、色落ちしないように心がけましょう。

色落ちした衣類を染め直す

元通りに近い状態でもいいからどうしても直したい、他の色に染色してもいいと思うなら、ホームセンター・手芸店(ユザワヤ・東急ハンズ)で販売されている染料を使い染めてしまう方法があります。

一般的に有名な染料は、次のようなものになります。

  • Rit(500~700円程度)
  • ダイロン(500~700円程度)
  • みやこ染め(1000~400円程度)

どうしても捨てたくない衣類なら、一度染めてみるのも一つの方法です。ただし染まる素材は麻や綿・絹・ウール・レーヨン素材のみ。

水洗い不可の衣類、アクリル・ポリエステルのような衣類は染まりにくいので、自分で染める場合には染めやすい天然素材のみにしておきましょう。

衣類が色落ちしてしまう原因

洗濯中に染料が溶け出した

おろしたての黒や赤などの色の濃い衣類、デニムなどは色落ちしやすく、洗濯機の中で洗剤と水に漬かっているいるうちに、衣類の染料が溶け出し色落ちします。

溶け出した染料は洗濯層の水を汚すだけでなく、洗濯物が水を吸うことで染料が吹くに吸着され色移りの原因になります。

洗濯洗剤が衣類に付着した

  • 洗濯槽に洗濯物を入れ洗濯洗剤(粉・液体)を入れた
  • 洗濯物を詰め込みすぎ、濃い洗剤が衣類に付いたまま解け残った

このように、洗濯洗剤が原因で色落ちすることも珍しくありません。

衣類にまだらな点々の色落ちがあった場合、特に蛍光増白剤が衣類に付着し色落ちすることもあるので、注意が必要です。

洗濯物のすれ

洗濯槽の中で衣類同士がこすれあい衣類の汚れを落としますが、汗や皮脂汚れと同時に衣類の染料まで色落ちしてしまいます。

洗濯機の構造上、洗濯槽を回すことで水流を起こし、洗濯物同士をこすれ合わせ汚れを落とすため、どうしても色落ちしやすくなるもの。

濃い色がこすれ色落ちすると、一緒に洗濯している衣類に色移りすることもあるので注意が必要です。

塩素系漂白剤

  • キッチンやお風呂の掃除で塩素系漂白剤を使い、服に付いたのに気付かず洗濯した
  • 服に付いた汚れ、シミを落とそうと塩素系漂白剤を入れすぎた

漂白剤は使い方を間違うと色落ちの原因になってしまいます。

通常の洗濯洗剤は繊維に付いた汚れを浮かせて落とすのに対し、漂白剤は汚れの原因になるシミや汚れを破壊するため、洗濯物の染料も一緒に落ちるだけでなく、生地を傷めてしまうこともあります。

色落ちしやすい素材、衣類

色が濃い衣類は色落ちしやすいですが、素材や衣類によっても色落ち(色移り)が起こりやすくなります。

  • 綿や麻・絹(シルク)のような天然素材
  • ジーンズのインディゴ染料
  • 合革や本革
  • 衣類の付属品(ワッペンやヒモ)

このような素材・衣類は色落ちしやすく、染料の色が濃くなくとも通常の洗濯で色落ちすることがあります。

洗濯時によく確認しないまま洗濯すると、他の衣類へ色移りする原因になるので注意しないといけません。特に濃い色の綿素材の衣類(タオルなど)は色落ちしますので、おろしたての時には色分けして洗うか手洗いしましょう。

洗濯物の色落ちを防ぐ手法

洗う前に色落ちテスト

色落ちしやすい衣類を洗う前に試して欲しいのが、新しい衣類を洗う前の色落ちテストです。

洗面器などにぬるま湯を入れ、洗いたい衣類の目立たない部分をお湯に入れ5分間放置。もしお湯に染料が溶け出し、色落ちしていないようなら洗濯機で洗っても大丈夫です。

他の方法では、白い布(タオルなど)に洗濯洗剤を付け、衣類の目立たない部分を軽くたたいた後、もし色が付いたら洗濯機ではなく手洗いか単品で洗いましょう。

洗濯ネットへ入れる

衣類の色落ちの原因は、衣類同士がこすれ合うことも原因のひとつ。洗濯ネットへ入れることで、型崩れだけでなく洗濯物のこすれ合いが原因で起こる色落ちも予防できます。

洗濯ネットへ入れる際のポイントは、「洗濯ネットへ入れる際には、洗濯物を裏返しに入れる」「洗濯物と洗濯ネットのサイズを合わせる」こと。

シャツやズボン・ワンピースなど、全部裏返しにするだけでなく、ボタンやホック・チャックを全部留め、洗濯する際に起こるすれ(摩擦)を少しでも減らすことも大切です。

特にシャツ・Tシャツのように汗や皮脂汚れが溜まりやすい部分は、裏返すことで汚れが落ちやすくなりますし、洗濯ネットに洗濯物を詰め込みすぎると汚れが落ちにくくしわになるので、洗濯物はサイズに合ったものを使いましょう。

なお、干す際にも裏返しで干しておけば紫外線による色あせを防げます。

中性洗剤で洗う

おしゃれ着洗い(エマール・アクロンなど)のような中性洗剤は、洗浄力よりも洋服の型崩れや色合い(風合い)を保つための洗剤ですから、何度洗っても色落ちするような洗濯物にはぴったりな洗剤です。

ただし、洗浄力は通常の洗濯洗剤には劣りますから、お気に入りの衣類はなるべく中性洗剤を使いましょう。

手洗いで洗う

色落ちするかどうか分からない服を洗う場合には、手洗で洗濯するのが最も適しています。

手洗する基本的な手順は次の通り。

  1. バケツや洗面器にぬるま湯を入れ、中性洗剤を溶かしてかき混ぜる
  2. 洋服を漬け込んだ後、2~5分ほど漬け置きした後水ですすぐ
  3. すすぎ後は水に漬け、衣類を20回程度押し洗いする
  4. (押し洗い中3回ほど水を入れ替える)
  5. 洗濯機で軽く2~30秒脱水した後、衣類を叩いてから干す

手洗いなら染料が溶け出しても色移りする前に洗い流せるので、少量なら手洗いがオススメです。他にも塩を洗剤と同量入れ、手洗い・洗濯機で洗う方法も色落ち防止になります。

色止め剤を利用する

色止め剤とは、染色された衣類の色落ちを防ぐ液剤です。(あまり聞き馴染みがない液剤ですが、ホ-ムセンターや手芸店・amazonなどで販売されています)

基本的な使い方は次の通り。

  1. 一度洗濯(水に濡らす)する
  2. 衣類に適量の色止め剤を適量入れ溶かす
  3. 衣類を漬け込んだ後は水洗いし、陰干しする

おろしたての衣類に色止め剤を使えば、洗濯しても色落ちすることはありません。

これまでに何度も色落ち・色移りで衣類をダメにしてきた、色落ちしやすい大切な衣類だけでも、色止め剤で色止めしておくと安心です。

まとめ

一度色落ちしてしまった衣類は基本的に元に戻すことはできません。

業者に頼んで「染色復元加工」をやってもらうのも良いですが、元々の衣類の値段より高くなってしまうことが多いので個人的には全くおすすめできません。

やはり、事前に色落ち対策を試みることが一番効果的だと思います。

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