洗濯物が色移りする原因!移った色の4つの落とし方

例えば、ジーンズなどと一緒に真っ白なワイシャツを洗濯することがあると思います。その時、ワイシャツに色移りしてしまい、まだら模様がついて泣く泣く廃棄した経験をしたことはないでしょうか。

そこで本記事では、洗濯物が色移りしてしまう原因と対処方法をご紹介。その他、移った色をどうやって落とすのかを詳しく書いています。

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洗濯物が色移りする原因と対処方法

洗濯物が色移りする原因は、大きく分けて4つ。

  1. 洗濯物同士のこすれ
  2. 衣類から染料が溶け出す
  3. 脱水時の遠心力で落ちた染料が他の衣類に付着
  4. 脱水後すぐに干さなかった

おろしたての濃い衣類は特に染料が落ちやすく、洗濯している間に溶け落ちた染料が、他の衣類に染み込んでしまいやすいです。

色移りの発生パターン

洗濯中の色移りの場合

衣類全体がうっすらと染まった状態。

染料が溶け落ち水(お湯)が衣類に染み込み、そのまま定着することで染まってしまいます。色移りの度合いが少ない場合には、衣類によって落とせる可能性もあります。

脱水中の色移りの場合

脱水中の遠心力のせいで染料が飛び、まだら状態になります。状況によっては全体的にうっすら染まる+まだら状態になるパターンもあります。

洗濯終了時に色移りした場合

脱水後、洗濯物をそのまま長時間放置すると、濡れた洗濯物同士から色がにじみ色移りすることもあります。色移りがひどい場合には、うっすらと染まる+まだら状態+色にじみが全部同時に起こることも。

衣類に付いているワッペンや刺しゅう・ヒモ類・フード類などは、乾くのが遅いと色移りの原因になる場合もあります。

色移りしないための対処法

洗濯ネット

衣類同士がこすれ合うことで汚れと同時に染料まで落ちやすくなりますので、洗濯ネットでガードすれば、色落ちもせず色移りもありません。

特に濃い色をたくさん洗う時には、洗濯ネットに入れると色落ち・色移り対策になります。

洗濯ネットに入れる際のポイントは、洗濯物を裏返しにした後、ボタンやジッパーを上げておくこと、洗濯物はたたんだ後、適度な大きさのネットに入れておけば、色落ちもせず汚れ落ちもよくなります。

洗濯後すぐに干す

洗濯が終わった後、洗濯物をそのまま放置すると、洗濯物同士から色移りしやすくなるので要注意。

洗濯槽の中でからみ合い、密着した衣類同士から色移りしやすくなります。脱水中・脱水後、溶け落ちた染料が脱水後そのまま放置した時も、溶けた染料が色移りしやすいので注意しましょう。

色移り予防シートを使う

色移り予防シートとは、洗濯物とシートを一緒に洗濯することで、洗濯物の色落ちやシミ汚れをシートに落ちた色を吸着させる、便利な洗濯グッズ。

洗濯中に溶けだした染料と皮脂汚れが落ち、他の衣類に再付着することでくすみや色移りの原因になりますが、色移り予防シートを入れれば、色落ちした染料を吸着してくれます。

有名な色移りシートとしては、次などが有名です。

  • ドクダーベックマン 色移り防止シート カラー&ダートコレクター(12枚入り500円前後)
  • カラーキャッチャー 洗濯色移り防止シート(24枚入り 1000円前後)

色移り防止シートを入れることで、色柄物と分けて洗濯する時間や水の節約ができるのもうれしいですね。

色移りを落とす為に大切な3つのポイント

洗濯後色移りした衣類をきれいにするには3つのポイントがあります。

色移りに気付いたら即対応する

色移りした衣類が乾燥すると、色移りを取り除くのが難しくなってしまいます。

気付いたら即対応することが、色移りを落とす鉄則です。

お湯を使う(50~60℃程度)

衣類の汗や皮脂汚れと同様染料も熱に弱いので、熱めのお湯に入れることで性質を利用し、色移りも落としやすくなります。

洗剤や漂白剤を利用する

いつもの洗濯で使う量の2~3倍の量の洗剤、そして酸素系・還元系漂白剤を利用すると効果もUPします。

色移りした洗濯物の落とし方

オキシクリーン(酸素系漂白剤)

オキシクリーンはコストコやホームセンターで販売されている酸素系漂白剤。

最近では同じような酸素系漂白剤(オキシウォッシュ)がダイソー・セリアなどで購入できますし、液体系ではワイドハイターEXパワーなど、用途によってさまざまな酸素系漂白剤が販売されています。

オキシクリーンで色移りを取り除くには、次の手順を踏みます。

  1. バケツや洗面器に50~60℃のお湯を入れ、洗濯洗剤を通常の2~3倍、オキシクリーンなどの酸素系漂白剤を適量入れ、お湯に溶かします。(弱酸性の洗剤を入れると、効果もUP)
  2. 洗濯液に20~30分漬け置き後、水で洗い流します。
  3. 洗濯機で通常洗い。

正確な分量の漬け込み液を作らないと色移りが落ちませんから、洗剤は正しく計量しましょう。

ハイドロハイター

ハイドロハイター(還元系漂白剤)は色移りした色素を分解し、落としてくれるのでオススメの漂白剤です。

ハイドロハイターの使い方は、以下の通り。

  1. バケツや洗面器に50~60℃のお湯を入れる
  2. ハイドロハイターを1ℓあたりキャップ1杯の割合で入れ、かき混ぜる
  3. 2~30分漬け込み、数分おきに落ち具合をチェック

もしこの方法で落ちないなら、何度か繰り返してみましょう。

ただし注意しておきたいのが、ハイドロハイターは白い衣類専用なので、色柄物には不向きな漂白剤です。ボタンやファスナー・ホックなどの金属類が付いていると変色する可能性があるので、使わないようにしましょう。

そして注意しておきたいのが、色移りを落とす作業をしている近くに塩素系漂白剤があると、ふとした拍子に洗剤同士が混ざってしまう可能性があることです。有毒な塩素ガスが発生すれば大変危険です。

例えばカビ取りハイターやキッチン泡ハイターのような塩素系漂白剤に、トイレの洗剤のような酸性系洗剤、食酢・クェン酸系のキッチン用洗剤がある近くで作業をしないよう、十分に注意しましょう。

重曹

色移りを落とす場合、弱アルカリ性の重曹のみでは色移りは落とせないので、酸素系漂白剤(オキシクリーンなど)と併用して使います。

色移りした部分が小さい場合

  • 色移りした部分に直接重曹・酸素系漂白剤をかける
  • 歯ブラシで色移りした部分をこすり落とす

色移りした範囲が広い場合

  • バケツや洗面器に50~60℃のお湯を入れる
  • 重曹と酸素系漂白剤を入れ混ぜる
  • 色移りした洗濯物を2~30分漬け込む
  • 重曹を水でよくすすぎ、洗濯機で普段通り洗う

重曹を使う際の注意点

  • 重曹が残ると生地を傷める原因になるので、しっかりと水ですすいでから洗濯する
  • 重曹は弱アルカリ性ですから、皮脂を落としてしまう性質があるので、使う場合には手袋をする

 

重曹はさまざまな掃除にも使えるので、常備しておくと非常に便利。

もし重曹の成分が生地に残るのが不安なら、水ですすぐ際に「お酢」を少したらしてからすすげば、重曹の弱アルカリ性を中和できます。

クリーニングに出す

高級品や気に入っているなら、濡れているうちにクリーニングに出した方がいいパターンも多いもの。

もちろん料金はかかりますが、クリーニングしても落とせない色移りならあきらめもつきますし、洗濯のプロの方が素人よりも的確な処置で色移りを落としてくれます。

必ず色落ちが解消されるとは言い切れませんが、自宅で落とすのは難しいと感じたら速やかにクリーニングに出しましょう。

色移りを落とす時に使ってはいけないもの

色移りを落とす時、使ってはいけないものは、以下のとおりです。

  • 乾燥機
  • アイロン

色移りした洗濯物を乾燥機やアイロンで乾燥させてしまうと、色移りした染料が布に定着し、落とせなくなってしまいます。洗濯物に色移りしたら湿っているうちに対処しましょう。

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