Androidスマホにも危険が迫っています。避けられる危険は避けて、安全にAndroidスマホを使うにはいくつかのコツがあります。代表的な危険と、それを避けるためのウイルス対策を紹介します。

※ここではスマホに迫る様々な危険をあえて「ウイルス」と表記しています。専門家の方は『それは「マルウェア」のほうがよいのでは』とか、『「ウイルス」とはよべないただの罠でしょ』など、思うところがあると思いますが、わかりやすさを優先したいと思います。ご了承ください。

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そもそもAndroidにウイルス対策は必要か?

Androidに従来の意味でのウイルス対策は必要ないといわれています。

アプリをインストールするには、必ずユーザーの操作が必要なため、怪しいアプリをインストールしなければよい、という考え方なのだろうと思います。

しかし、「怪しいアプリ」を判別するのは非常に困難ですので、例えばウイルス対策アプリが、「怪しいアプリ」をインストールさせるようなサイトへのアクセスをブロックしてくれたり、不審な動作を行う可能性があるアプリをブロックしてくれたりすれば、安心できるでしょう。

Androidスマホにウイルスが侵入する経路

Androidスマホのほとんどは、アプリをインストールすることがスマホウイルスの侵入経路となっています。

具体的には考えられる危険は、個人情報の流出です。「個人情報が●万件流出」といったニュースは、実は他人事ではありません。あなたの情報だけではなく、スマホに登録してある知り合いの情報(=アドレス帳に登録してある情報)を狙ったアプリが存在します。

ひょっとしたら、アプリをインストールしたときに、あなたのスマホから「個人情報が100件流出」しているかもしれないのです。

ウイルス対策ソフトなしで出来るAndroidの自己防衛方法

アクセス権限を確認してウイルスの侵入を防ぐ

実は、個人情報を流出するかもしれないアプリは、Playストアからインストールする前に、ある程度判断できます。インストールする前に、「このアプリのアクセス権限」を必ず確認しましょう。

まずは、Playストアにアクセスして、インストールするアプリをタップします。一番下までスクロールして、「このアプリのアクセス権限」をタップします。

すると、アプリの実行に必要なアクセス権限が表示されます。以下のように「連絡先」に関するアクセス権限が表示されている場合は、連絡先の情報が必要なアプリかどうか検討してください。連絡先の情報が不要と思われる場合は、アプリが魅力的に見えてもインストールしないことをオススメします。

もし誤ってインストールしてしまったら、実行せずに削除しましょう。実行してしまった場合は、残念ながら流出した後かもしれません。それでも、新しい情報が流出する可能性を減らすためには削除しておいた方がよいでしょう。

提供元不明のアプリのインストールを許可しない

Playストアのアプリはある程度の審査があるため、問題があるアプリは削除され、インストールできないようになっています。ですが、アプリによってはPlayストアの審査を受けずに、アプリを配布している場合があります。審査を受けていないのですから、危険があるかもしれないと考えるのは自然なことだと思います。

実は、Androidスマホは、審査を受けていないアプリをインストールできないように設定されています。

そこで、ウイルスがAndroidに入り込むようなアプリを配布する場合、サイトでは「提供元不明のアプリのインストールを許可する」をオンにするように指示していることでしょう。オンになっているときは危険な状態です。

これがオフになっていれば、審査を受けたアプリのみインストールできる状態ですので、安全な状態と言えるでしょう。

お手元のスマホがどちらの状態か、「設定」をタップし、「詳細設定」→「セキュリティ」をタップして、「提供元不明のアプリ」のオン/オフを確認しておきましょう。

Androidのウイルス対策におすすめなアプリ

ウイルス対策アプリを騙る偽アプリも存在します。もっともらしい説明があっても、信用できるアプリかどうか、よくよく吟味する必要があります。ここでは、実績のある企業がリリースしているアプリを紹介します。

ノートン モバイルセキュリティ

ウイルス対策のセキュリティソフトでおなじみのシマンテック社が提供しているAndroid用のウイルス対策ソフトです。

ノートン モバイルセキュリティはアプリの動作も軽く、マルウェア対策も他のセキュリティソフトに比べて一歩先を進んでいる印象を受けます。

Playストアからアプリをインストールする前に「アプリスキャン」という機能を使って、本当にそのアプリは安全なのかを判断してくれる機能もあります。迷ったらノートンモバイルセキュリティを入れておけば間違いありません。

Playストアでダウンロード

マカフィー モバイルセキュリティ & アンチウイルス

ドコモやソフトバンクも採用している、Androidの代表的ウイルス対策ソフト。ノートン同様に動作の軽さが特徴的。フィッシング詐欺やネットサーフィン中の脅威も素早く感知してくれます。

マカフィーには表示するアプリを制限する機能があるため、初めてスマホを持つお子さんに渡して使わせる時に役立つでしょう。無意味に変なアプリを触ったりインストールできなくなりますので。

Playストアでダウンロード

ウイルスバスター モバイル・スマホセキュリティ対策

国内で最も売れているウイルス対策アプリです。ウイルスバスターは古くからあるセキュリティソフトの一つで、パソコンにもインストールしている人は多いのではないでしょうか。

一時期は動作が重くて使い物にならないと言われていましたが、今のウイルスバスターは動作も軽くマルウェアによる防御もトップクラスです。アプリのリアルタイムスキャンも行っているので、アプリによるウイルスの侵入をしっかりと防いでくれます。

Playストアでダウンロード

ウイルス対策アプリでも検知できない場合もあるので注意

残念ながら、ウイルス対策アプリをインストールすれば万全というわけではありません。

なぜなら、ウイルスは、日々新種が出現しており、ウイルス対策アプリでも検知できないままインストールできてしまう場合があります。

どうすれば、ウイルスの危険からスマホを守れるでしょうか。最も重要なことは、危険なサイトに近づかないこと、アプリを無闇にインストールしないことです。危険なサイトも危険なアプリも、とても魅力的に見えたり、どうしても必要に見えたりするように作られています。

スマホを操作中に警告が表示されたとしても、促されるままにアプリをインストールしないでください。慌てずに、その警告が真実か周囲の人に相談してみましょう。

また、とても魅力的なサービスを受けるために必要と言われても、促されるままにアプリをインストールしないでください。